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曲はできたけど、プロの曲と比べると音が小さいし、まとまりもない…。マスタリングって何を使えばいいの?
マスタリングは、曲を仕上げる最後の工程です。この記事では、DTMerの間で定番として勧められることが多いマスタリングプラグインを、工程ごとに選びました。予算別の買う順番もまとめています。
- 最初の1本なら iZotope Ozone 12。AIが設定を提案してくれて、工程が1つにまとまっている
- グレードは、まず Elements(1万円以内)、自分で細かく調整したくなったら Standard
- 単品でそろえるなら、Pro-L 2(リミッター)から。次にEQ・コンプ・メーターを足す
- 買うなら Plugin Boutique。いちばん安いのは 11月のブラックフライデー
※価格は11/2時点のPlugin Boutiqueの円表示です。円表示は目安で、支払いは米ドルです。セール価格と期限は変わることがあります。
| 工程 | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| オールインワン | Ozone 12 Elements | 9,580円 定価 |
| オールインワン | Ozone 12 Standard | 38,170円 定価 |
| オールインワン | Ozone 12 Advanced | 86,970円 定価 |
| EQ | Pro-Q 4 | 34,680円 定価 |
| マルチバンド | Pro-MB | 34,680円 定価 |
| バスコンプ | SSL Bus Comp 2 | 25,970円 定価 |
| 音圧・質感 | Oxford Inflator | 6,600円 75%オフ |
| リミッター | Pro-L 2 | 34,680円 定価 |
| アナログ系一式 | Lurssen Mastering Console | 17,420円 定価 |
| リファレンス | REFERENCE 3 | 13,980円 定価 |
| メーター | LEVELS | 11,670円 定価 |
マスタリングの順番
マスタリングでは、だいたい次の順番でプラグインを並べます。曲によって入れかえてもかまいません。
| 順番 | 工程 | やること |
|---|---|---|
| 1 | EQ | 低音のムダや、耳に痛い帯域を少しだけ整える |
| 2 | コンプ | 曲全体をまとめる。帯域ごとならマルチバンド |
| 3 | 音圧・質感 | サチュレーションやステレオの広がりを少し足す |
| 4 | リミッター | 最後に音圧を上げて、音が割れないようにする |
| 5 | メーター | ラウドネスやピークを確認する。プロの曲とも聴き比べる |



マスタリングは「少しだけ」が基本です。どの工程も、かけすぎないようにしましょう。
オールインワンならOzone 12


Ozone 12は、マスタリングに必要な工程を1つにまとめたiZotopeの定番ソフトです。「Master Assistant」が曲を分析して、設定を提案してくれます。決めるのは自分なので、提案をもとに調整できます。
Ozone 12には3つのグレードがあります。違いはこのとおりです(iZotope公式の比較表より)。
| グレード | できること | 価格 |
|---|---|---|
| Elements | Master Assistant(AIの提案)とボーカルの音量バランス調整。モジュールを個別に触ることはできない | 9,580円 定価 |
| Standard | Elementsの機能+14個のモジュール(EQ・ダイナミクス・Maximizer・Imagerなど)を自分で調整できる。リファレンス曲との比較も | 38,170円 定価 |
| Advanced | Standardの機能+20個のモジュール。モジュールを単体のプラグインとしても使える。Stem Focusなどの機能も | 86,970円 定価 |
どのグレードを選ぶ?
- はじめてなら Elements:AIの提案だけで仕上げたい人に。1万円以内で始められます
- 自分で調整したいなら Standard:EQやリミッターなどを細かく触れるので、長く使えます。いちばんおすすめ
- 全部ほしいなら Advanced:モジュールをミックスでも単体で使いたい人や、ステムごとに処理したい人に
Ozone 12には10日間の無料体験があります(iZotope公式サイト)。買う前に試してみましょう。
工程別のおすすめマスタリングプラグイン
Ozoneではなく、単品で好きなものをそろえたい人向けです。工程ごとに定番を選びました。
EQ
FabFilter Pro-Q 4


音を見ながら、細かく正確に削ったり足したりできるEQの大定番。マスタリングでは、低音のムダや耳に痛い帯域を少しだけ整えるのに使います。
通常 34,680円
今はセール対象外です(11/2時点)
ほかのEQも比べたい人はこちら。


マルチバンド・コンプ
FabFilter Pro-MB


帯域ごとにコンプをかけられるマルチバンド・ダイナミクス。むずかしいと言われがちなマルチバンドを、見ながら直感的に設定できます。
通常 34,680円
今はセール対象外です(11/2時点)
SSL Native Bus Compressor 2


SSLのコンソールのバスコンプを、SSL自身が再現したプラグイン。曲全体を「まとめる(グルー)」定番です。
通常 25,970円
今はセール対象外です(11/2時点)
ほかのコンプや、チャンネルストリップはこちら。




音圧・質感(サチュレーション)
Sonnox Oxford Inflator


挿すだけで、音の存在感と音圧を足せるSonnoxの定番。リミッターの前に軽くかけるだけで、印象が変わります。今はセール中です。
通常 27,190円 → セール価格 6,600円
75%オフ・12/17まで
ほかのサチュレーターはこちら。


リミッター
FabFilter Pro-L 2


透明感のある音圧上げで定番のリミッター。ラウドネスやトゥルーピークのメーターも付いていて、仕上げの1本に向いています。
通常 34,680円
今はセール対象外です(11/2時点)
アナログ系のマスタリング一式
IK Multimedia Lurssen Mastering Console


マスタリングスタジオ「Lurssen Mastering」と一緒に作られた、アナログ系のマスタリング一式。ジャンルを選んでつまみを少し動かすだけで、仕上げまでできます。
通常 17,420円
今はセール対象外です(11/2時点)
リファレンス・メーター
Mastering The Mix REFERENCE 3


自分の曲とプロの曲を、同じ音量で聴き比べられるプラグイン。どこを直せばいいかがわかりやすくなります。
通常 13,980円
今はセール対象外です(11/2時点)
Mastering The Mix LEVELS


ピーク、ラウドネス、ステレオ、低音などを一度にチェックできるメーター。配信やCDなど、出す先に合わせたプリセットもあります。
通常 11,670円
今はセール対象外です(11/2時点)
予算別の買う順番
| 予算 | おすすめ | ポイント |
|---|---|---|
| 1万円以内 | Ozone 12 Elements(9,580円) | AIの提案で、まず形にする |
| 4万円前後 | Ozone 12 Standard(38,170円) または Pro-L 2(34,680円) | 自分で調整したいならStandard。DAWのEQ・コンプを使うなら、リミッターだけ良いものに |
| 全部そろえる | Ozone 12 Advanced または Pro-Q 4+Pro-MB+Pro-L 2+REFERENCE 3 | Ozoneで1つにまとめるか、定番の単品でそろえるか |
どちらの道でも、最後のリミッターとメーターは、早めに良いものをそろえると仕上がりが安定します。
無料でどこまでできる?
DAWに付いているEQ・コンプ・リミッターでも、マスタリングの基本はできます。無料のプラグインを足すなら、次のものが便利です。
- Youlean Loudness Meter 2(無料版):ラウドネスやトゥルーピークを測れるメーター。公式サイトから入手できます
- iZotope Ozone Imager 2:ステレオの広がりを確認・調整できる無料プラグイン(Plugin Boutiqueで無料配布中)
ただ、音圧を上げても音がつぶれにくいリミッターや、AIの提案は、有料のプラグインのほうが強いところです。
安く買うならブラックフライデー
マスタリングプラグインも、11月のブラックフライデーがいちばん安くなる時期です。iZotopeは、去年(2025年)のブラックフライデーで単品が最大60%オフになりました。


Plugin Boutiqueで買うと、無料ギフトと5%のVirtual Cash還元もつきます。もらい方や買い方はこちらです。




あわせて読みたい
マスタリング以外の定番プラグイン(音源・EQ・コンプ・リバーブなど)は、こちらにまとめています。


よくある質問
- マスタリングとミックスの違いは?
-
ミックスは、楽器ごとの音量や音色を整えて1つの曲にまとめる作業です。マスタリングは、できあがった2mix(ステレオの曲)全体の音圧や音色を整えて、配信やCDに出せる形に仕上げる作業です。
- Ozone 12はどのグレードを買えばいい?
-
AIの提案だけで仕上げたいならElements、自分でEQやリミッターを調整したいならStandardがおすすめです。モジュールを単体のプラグインとしても使いたい人や、ステムごとに処理したい人はAdvancedを選びましょう。
- リミッターだけでもいい?
-
音圧を上げるだけならリミッター1本でもできます。ただ、ミックスの段階で低音が多すぎたり、帯域のバランスが悪かったりすると、リミッターだけではきれいに仕上がりません。EQやメーターで確認しながら使うのがおすすめです。
- ラウドネスはどれくらいが目安?
-
配信サービスでは、-14 LUFS前後が目安としてよく使われます。ジャンルや出す先によって変わるので、メーターで確認しながら、プロの曲と聴き比べて決めましょう。
- AIのマスタリングに任せてもいい?
-
Ozone 12のMaster Assistantは、設定を提案してくれる機能です。そのまま使うこともできますが、提案をもとに自分で調整すると、曲に合った仕上がりになります。
- 買う前に試せる?
-
Ozone 12には10日間の無料体験があります。ほかの製品も体験版があるものが多いので、Plugin Boutiqueの製品ページで確認しましょう。
ボーカルに使う定番プラグインと、ミックスの順番はこちらにまとめています。


まとめ
- 最初の1本なら Ozone 12(はじめてはElements、調整したいならStandard)
- 単品でそろえるなら Pro-L 2 から。EQ・コンプ・メーターを足していく
- 買うなら Plugin Boutique のセールがおすすめ



マスタリングプラグインで、曲の仕上がりを一段上げましょう!

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