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LDAC対応のイヤホンを買ったけど、自分のスマホで本当にLDACになっているのか分からない…という人は多いと思います。僕もGalaxyでLDACを使っていますが、最初は設定の場所が分かりませんでした。
LDAC(エルダック)は、ソニーが作ったBluetoothの高音質コーデックです。スマホとイヤホンの両方が対応していないと使えません。
この記事では、メーカー別のLDAC対応状況と、自分のスマホで確かめる方法・設定方法をまとめます。
- LDACはAndroid 8.0から標準で入っている。ただし使うかどうかはメーカーしだいで、外している機種もある
- Galaxy・Xperia・OPPO・Xiaomiの多くは対応。Pixelは9シリーズまでは対応、Pixel 10は情報が分かれているので要確認
- 確実なのは開発者向けオプションで自分のスマホを確かめること
- iPhoneはLDAC非対応。USB-CのiPhoneなら、小さなトランスミッターを挿せば使える
LDACとは?
Bluetoothのイヤホンは、スマホから音を圧縮して送っています。その送り方が「コーデック」です。
LDACは最大990kbpsで送れるコーデックで、iPhoneが使うAAC(約256kbps)の約4倍のデータ量があります。そのぶん細かい音まで聴こえます。
| コーデック | 最大ビットレート | 使えるスマホ |
|---|---|---|
| SBC | 約328kbps | すべて |
| AAC | 約256kbps | iPhone・Android |
| LDAC | 990kbps | Androidの多く |
LDACのくわしい仕組みやイヤホンの選び方はLDAC対応おすすめワイヤレスイヤホンで解説しています。
メーカー別 LDAC対応スマホ一覧
LDACは、ソニーがAndroidに提供していて、Android 8.0から標準で使えるようになっています。ただし、実際にLDACを入れるかどうかはメーカーが決めるので、すべてのAndroidで使えるわけではありません。
2026年11月時点で、メーカーの公式情報などで確認できた対応状況です。
| メーカー | LDAC対応 | 主な機種 |
|---|---|---|
| Samsung Galaxy | ◯ | S25シリーズ(公式)、S21〜S24、Z Fold・Z Flip、A54など |
| Sony Xperia | ◯ | Xperia 1 VIII、10 VII(公式) |
| OPPO | ◯(一部×) | Reno13 A(公式)、Reno11 A。A73は非対応 |
| Xiaomi・REDMI | ◯(一部不明) | REDMI Note 15 Pro 5G(公式)、Xiaomi 14T Pro、15 Ultra |
| FCNT arrows | ◯ | arrows We3、arrows N |
| Google Pixel | △ | Pixel 6〜9シリーズは対応。Pixel 10は報道が分かれている |
| SHARP AQUOS | △ | sense7〜9は対応とされる。sense10は公式にLDACの記載なし |
| motorola | △ | edge 60・moto g37jは「ハイレゾ対応」のみで、LDACの記載なし |
| ASUS | × | ROG Phone 8は非対応とされる |
| iPhone | × | 全機種非対応 |



「ハイレゾ対応」と書いてあっても、LDACに対応しているとは限りません。有線イヤホンでのハイレゾ再生のことを指している場合もあるので、買う前にスペック表の「Bluetoothコーデック」の欄を見てください。
安く買えるLDAC対応スマホ3選
「LDACで聴きたいけど、スマホに10万円以上は出せない」という人向けに、5万円以下でLDACが使える機種です。(価格は2026年11月時点の価格.com最安値の目安)
OPPO Reno13 A|約35,000円
公式スペックに「LDAC」の記載あり。aptX HDにも対応。防水・おサイフケータイ付きで、普段使いのスマホとしても十分。
REDMI Note 15 Pro 5G|約47,000円
公式FAQでLDAC対応を明記。LDACのほかLHDCにも対応していて、音質重視の人に向く。
arrows We3|約40,000円
SBC・AAC・LDAC・aptX・aptX HDに対応。国内メーカーで、シンプルに使いたい人向け。
自分のスマホがLDAC対応か確かめる方法
いちばん確実なのは、Androidの「開発者向けオプション」で見る方法です。
- 「設定」→「デバイス情報(端末情報)」を開く
- 「ビルド番号」を7回続けてタップする(「開発者になりました」と出ればOK)
※Galaxyは「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」 - 「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」を開く(Galaxyは「設定」の一番下)
- 「Bluetoothオーディオコーデック」をタップ
LDAC対応のイヤホンをつないだ状態で開くと、選べるコーデックの一覧が出て、今使っているものにチェックが付きます。一覧に「LDAC」があれば、スマホもイヤホンもLDACに対応しています。





一覧に出るのは、スマホとイヤホンの両方が対応しているコーデックだけです。僕の画面でLDAC・AAC・SBCの3つしか出ていないのは、AKG N5 Hybridがこの3つに対応しているからです。
※メニューの名前や場所は、メーカーやAndroidのバージョンで少し違います。
LDACの設定方法と音質モード
音質モードを選ぶ
開発者向けオプションの「Bluetoothオーディオ LDACコーデック:再生音質」で選べます。
| モード | ビットレート | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 音質優先 | 990kbps | 家でじっくり聴く |
| 標準 | 660kbps | 音質と安定性のバランス |
| 接続優先 | 330kbps | 人が多い場所 |
| ベストエフォート | 自動 | 外出時(初期設定のことが多い) |
44.1kHzの曲(CDやほとんどのストリーミング)を聴いているときは、909/606/303kbpsと表示されます。故障ではありません。
Galaxyの場合
Galaxyは、開発者向けオプションを開かなくても、Bluetoothの設定画面でLDACをON/OFFできます。
- 「設定」→「接続」→「Bluetooth」
- つないでいるイヤホンの歯車(⚙)をタップ
- 「コーデック」の「LDAC」をONにする(「高音質オーディオ使用中」と出ればOK)





僕のGalaxy Z Fold7+AKG N5 Hybridでは、つないだだけでLDACがONになっていました。この画面に「LDAC」が出てこない場合は、イヤホン側がLDACに対応していないか、イヤホンのアプリで接続優先になっている可能性があります。
ソニーのイヤホン・ヘッドホンの場合
アプリ「Sony | Sound Connect」(旧Headphones Connect)で「音質優先」を選ぶと、LDACでつながります。
LDACが選べない(グレーになる)とき
- イヤホンが2台同時につながる「マルチポイント」がONだと、LDACが使えない機種がある → マルチポイントをOFFにする
- イヤホン側のアプリで「接続優先」になっている → 「音質優先」に変える
iPhoneでLDACを使うには
iPhoneはLDACに対応していません(AACでつながります)。設定で切り替える方法もありません。
ただ、USB-CのiPhone(iPhone 15以降)なら、小さなトランスミッターを挿すだけでLDACで聴けます。


LDACで聴くならハイレゾ配信のあるサブスク
LDACの良さを活かすには、元の曲の音質も大事です。Amazon Music Unlimitedなら、ハイレゾ・ロスレスの曲が追加料金なしで聴けます。


LDAC対応のイヤホンは?
スマホがLDAC対応でも、イヤホンが対応していないとLDACにはなりません。おすすめはこちらの記事で比較しています。


よくある質問
- AndroidならどれでもLDACが使えますか?
-
Android 8.0以降には標準で入っていますが、メーカーがLDACを外している機種もあります。開発者向けオプションの「Bluetoothオーディオコーデック」にLDACがあるかで確かめてください。
- Google PixelはLDACに対応していますか?
-
Pixel 6〜9シリーズは対応しています。Pixel 10は対応していないという報道もあり、情報が分かれています。
- LDACにすると音が途切れます。
-
再生音質を「ベストエフォート」か「接続優先(330kbps)」に変えてください。駅や繁華街のように電波が混んでいる場所では、990kbpsだと途切れやすくなります。
- iPhoneでLDACは使えますか?
-
iPhone本体は非対応です。USB-CのiPhoneなら、LDAC対応のトランスミッターを挿すと使えます。
まとめ
- LDACはAndroid 8.0から標準。ただしメーカーしだいで、外している機種もある
- Galaxy・Xperia・OPPO・Xiaomiの多くは対応。Pixel 10とAQUOS sense10は要確認
- 確実なのは開発者向けオプションで確かめること
- iPhoneはトランスミッターを挿せば使える





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