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「LE Audio」や「LC3」という言葉を見かけるけど、自分のスマホで使えるのかわからない。そんな方に向けて、LE Audio(LC3)に対応するスマホをメーカー別にまとめました。

LC3は、遅延が少なく電池が長持ちする、Bluetoothの新しいコーデックです。ただ、スマホとイヤホンの両方が対応していないと使えません。
この記事では、対応スマホの一覧に加えて、設定画面で自分のスマホが使えるかを確かめる方法と、イヤホンをLC3でつなぐ手順も紹介します。iPhoneや非対応のスマホでLC3を使う方法もあわせて解説します。
- LE Audio(LC3)に対応しているのは、Galaxy S23以降・Z Fold4/Flip4以降、Pixel 7以降、Xperia 1 IV/5 IV以降など、2022年以降のAndroidスマホの一部
- Galaxyは最初からオン。PixelはGoogleが確認したイヤホンだけ自動でオン、それ以外は開発者向けオプションでオンにする
- 確かめ方:LE Audio対応イヤホンをつないで、Bluetooth設定のイヤホンの歯車に「LE Audio」のスイッチが出るかを見る
- iPhoneは非対応。使いたいならUSB-Cのトランスミッターを挿す
LE Audio・LC3とは?
- LE Audio:Bluetoothの新しい音声の規格。LC3はその標準のコーデック
- 特徴:同じビットレートならSBCより音がよい、遅延が少ない、電池が長持ち、Auracast(1台のスマホから何人にでも音を配れる)
- 使うには「スマホ」と「イヤホン」の両方が対応している必要がある
LC3は、ハイレゾ向けのコーデックではありません。音質を重視するなら、LDAC・aptX Adaptive・aptX Lossless・LHDCなどの高音質コーデックが向いています。どれを使えるかは、スマホとイヤホンの両方が対応しているかで決まります。
LC3とほかのコーデックの比較
| コーデック | 転送レート | 音質の上限 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LC3 | 16〜320kbps(1チャンネルあたり) | 48kHz | LE Audioの標準。遅延が少なく省電力 |
| SBC | 最大328kbps | 48kHz | すべての機器が対応 |
| LDAC | 330/660/990kbps | 96kHz/24bit | ソニーが開発。多くのAndroidスマホが対応 |
| aptX Adaptive | 最大420kbps | 96kHz/24bit | Qualcomm。電波の状況で転送レートが変わる |
| aptX Lossless | 約1.1〜1.2Mbps | 44.1kHz/16bit(ロスレス) | Snapdragon Sound対応のスマホとイヤホンが必要 |
| LHDC 5.0 | 最大約1Mbps | 192kHz/24bit | Xiaomi・OnePlus・OPPOなどが採用 |
※LC3は1フレームが7.5ms/10msと短く、遅延が少ないのが強みです
※LC3plus(AKG N5のドングルなど)は96kHzのハイレゾにも対応


LE Audio(LC3)対応スマホ一覧(2026年11月時点)
| メーカー | 対応している機種 | 最初からオン? |
|---|---|---|
| Galaxy | S23・S24・S25・S26シリーズ、Z Fold4〜7、Z Flip4〜7、A54・A55・A56 | ○(One UI 6.1以降) |
| Pixel | Pixel 7・8・9・10シリーズ(7a・8a・9a、Pixel Foldもふくむ) | △(Galaxy Buds2 Pro・3 Pro、ソニー WF-1000XM5・WH-1000XM6などGoogleが確認した機種だけ自動。ほかは開発者向けオプション) |
| Xperia | 1 IV・1 V・1 VI・1 VII、5 IV・5 V | ○ |
| AQUOS | R10(R9・R9 Pro・R8 Proはソフトバンクの仕様表にLC3の記載) | 要確認 |
| Xiaomi・POCO | Xiaomi 14T Pro、POCO F6 Pro(公式の仕様表に記載) | 要確認 |
| iPhone | 非対応(2026年11月時点) | ― |
※Galaxy S22以前、Pixel 6以前、Xperia 10シリーズ(最新の10 VIIも、ソニーの仕様表のコーデックはLDAC・aptX Adaptive・AACでLC3の記載なし)は非対応
※Auracast(音を配る機能)は、Pixel 8以降(8a・9aを除く)、Galaxy S23以降など。一部は受信だけ
自分のスマホがLE Audioに対応しているか確かめる方法
- Android 13以降が必要。「設定」→「デバイス情報」→「Androidバージョン」
- 「設定」→「接続済みのデバイス」(Galaxyは「接続」→「Bluetooth」)→ イヤホンの横の歯車
- 「LE Audio」のスイッチが出れば対応。出なければ非対応か、オフになっている
- ペアリングし直さないと出ないことがある(古いペアリングは消してから、新しくペアリング)
- 「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」を7回タップ → 開発者向けオプションが出る
- 「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」で、
- 「Bluetooth LE オーディオを無効にする」がオフになっているか確認
- 「Bluetooth LE Audio の許可リストを回避」をオン
- スマホを再起動して、イヤホンをペアリングし直す → 歯車に「LE Audio」のスイッチが出る
- Pixel Buds Pro 2、Galaxy Buds、ソニーのWF-1000XM5・WH-1000XM6など、Googleが確認したイヤホンはこの設定なしで自動でLE Audioになる(Android 16)
※項目名はGoogle公式の開発者向けページ(2026/10/5更新)の表記。Androidのバージョンで少し変わることがある
スイッチが出ない(LE Audioが使えない)ときも、イヤホンは今までの接続(Classic Audio)でつながります。そのとき使われるのは、スマホとイヤホンの両方が対応しているコーデックです。LDAC、aptX Adaptive、aptX Lossless、LHDC、AACなど、どれが使えるかは組み合わせしだいです。
イヤホンをLE Audio(LC3)でつなぐ手順
Galaxyの場合(One UI 6.1以降)
例:ソニー WF-1000XM6(ソニー公式の手順)
出ない場合は[ヘッドホンの接続設定]-[LE Audio優先]
ケースのボタンを5秒押して再ペアリングします。
音が途切れるときはClassic Audio(今までの接続)に戻す
LE Audio(LC3)対応のおすすめイヤホン
Sony WF-1000XM6:LC3対応。ソニー公式の手順あり
Technics EAH-AZ100:LDACとLC3の両方
EarFun Air Pro 4+:1万円台でLDAC・aptX Lossless・LC3全部入り


iPhoneや非対応スマホでLC3を使うなら
- iPhoneは2026年11月時点でLE Audio非対応(一般のイヤホンはAACとSBCだけ)
- USB-Cに挿すトランスミッターなら、スマホが非対応でもLC3で送れる
- AKG N5 Hybridのように、付属のドングルでLC3plusを使うイヤホンもある


よくある質問
- LC3とLDAC・aptXはどれが音がいい?
-
音質を重視するなら、LDAC・aptX Adaptive・aptX Lossless・LHDCなどの高音質コーデックです。LC3は遅延の少なさと電池持ちが強みです。使えるのは、スマホとイヤホンの両方が対応しているコーデックだけです。
- Bluetooth 5.3対応ならLE Audioも使える?
-
使えるとは限らない。「Bluetooth 5.2以上」は条件の1つで、メーカーがLE Audioを有効にしているかは別。
- iPhoneはLE Audioに対応する?
-
2026年11月時点では非対応。発表があれば追記。
- LE Audioにしたら音が途切れる
-
スマホとイヤホンの組み合わせで不安定なことがある。Classic Audioに戻すと安定することが多い。
まとめ
- LE Audio(LC3)対応スマホは、Galaxy S23以降・Pixel 7以降・Xperia 1 IV以降など
- スマホとイヤホンの両方が対応していないと使えない
- iPhoneや非対応スマホなら、LC3トランスミッターで使える




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