打ち心地が極上と名高く、キーボード沼にハマった人が最後にたどり着くと言われている『Niz』
私はNIZキーボードの大ファンでMicro 82,Atom 66を自腹購入してレビューしてきました。
今回なんと日本正規代理店AKEEYO様から新モデル『X99』を提供頂いてのレビューになります。
ヒゲマメ
めちゃくちゃ嬉しい!!
新モデルX99の特徴はこちらです。
テンキーが欲しいけど幅は小さいキーボードが欲しい人、カワイイ見た目の静電容量無接点方式キーボードが欲しい人には刺さりまくる製品だと感じました。
私は特にキーのレイアウトが気に入りました。テンキーって作業効率上がりますね。
NIZキーボード全般に共通する魅力はこちらです。
- 静電容量無接点方式の極上の打鍵感
- 押下圧35gで軽く疲れにくい
- 有線モデル・無線モデルのラインナップ
- フルプログラマブルキー
- APC機能(キー入力位置設定)
- 日本製品に比べて安価
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クリックできる目次
Niz Keyboradとは?
中国のキーボードブランドです。
静電容量無接点方式のキーボードを様々なサイズ・仕様でラインナップしています。
日本製の静電容量無接点方式のキーボードは3万円台ですが、より安価ながら打鍵感は日本製を上回ると評判です。
ガジェット系ブロガー・Youtuberの間で注目度の高いブランドです。
静電容量無接点方式とは?
一般的なメンブレン方式(メカニカル方式も同様)とは、接点が非接触であることが大きな違いです。
静電容量無接点方式は、このようなメリットがあります。
- 押し込む力が軽い
- 耐久性が高い
- 打鍵感が滑らかで心地よい
- 静音性が高い
Niz,X99の仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 38 x 123.5 x 2.5 (cm) |
重量 | 1249g |
キー配列 | US配列 |
キー軸 | Cherry MX軸 |
接続方式 | USB有線・Bluetooth(無線モデルのみ) |
電源 | USB供給・バッテリー(無線モデルのみ) |
バッテリー駆動時間(無線モデルのみ) | 不明 ※参考に近いサイズのモデルの駆動時間 通常モード:約72時間 ECOモード:約126時間 |
押下圧 | 35g |
RGBバックライト | 無 |
その他機能 | 専用ソフトにより全キープログラム可能 |
X99は有線・無線モデルの2ラインナップとなっています。
他モデルは押下圧45g・バックライト有りがありました。今回は仕様が絞られていますね。
押下圧は35gが圧倒的にオススメなので良いとして、個人的にはバックライト仕様のX99見てみたいと思いました。
梱包・内容物
梱包箱
内容物
- USB Type-Cケーブル
- Mac用キートップ
- 色付きキー交換用キートップ
- キー引抜工具
- 交換用スプリング
- キーボード説明書※画像にはありません
本体外観(画像多数)
X99がNIZの他モデルと異なる部分
矢印・特殊キー配置が工夫されたNIZ初のコンパクトなレイアウト
X99はNIZ初のレイアウトを採用
矢印キーと特殊キーの配列を工夫することで、テンキー有りでもコンパクトな幅になっています。
Fn同時押し機能は画像①~④のようになっています。
Fn同時押し機能①
- ロックキー(解除するまで入力を受けつけない)
- ミュート
- 音量を下げる
- 音量を上げる
- 停止
- 前に戻る
- 再生/一時停止
- 次に送る
- APC機能(キー入力位置を高・中・低で変更)
Fn同時押し機能②
- オフィスモード(工場出荷状態)・プログラムモード(ソフトで設定した状態)の切り替え
- Ins
- PrtSc
- ScrLk
- Pause
Fn同時押し機能③
- Caps
- Win/Mac
Fn同時押し機能④
- Apple fn
ピンク・エメラルドグリーンの差し色キートップ
Esc・Enterキートップは淡いピンク・エメラルドグリーンのカラーリング。
差し色になっていてとても可愛いですね。
灰色の替えキーも付属しているのでシンプルなカラーリングにすることもできます。
機能
APC機能(スイッチオンの位置調整)
スイッチのオン位置を調整できるAPC機能があります。
誤入力防止のため低い位置に設定することや、楽に入力するために高い位置に設定することができます。
エディタソフト(キーマッピング設定が可能)
使用感
幅が抑えられているのにテンキー有りはかなり便利
私は2つの理由からフルサイズキーボードを使用していませんでした。
1つ目は、写真の通り私の机は物が溢れており幅の大きいキーボードを置きたくない。
2つ目は、フルサイズキーボードは打鍵位置とマウスの移動距離が大きくて不便。
X99はこの2つの問題を解決しつつ、テンキー有の恩恵が享受できて私はかなり気に入りました。
ヒゲマメ
X99をメインキーボードにすることにしました。
静電容量無接点方式による極上のキータッチ
静電容量入力方式ならではのシュコシュコと心地よい打鍵音・不愉快な抵抗感がないキータッチが最高です。
動画は他モデルですが、参考までに打鍵音を聞いて見てください。気持ちよさの片鱗を感じて頂けると思います。
押下圧35gはかなり軽い力で入力できます。
最初は軽く感じるかもしれませんが、慣れると指に疲労が溜まりにくくやみつきになります。
ヒゲマメ
もうNIZ以外のキーボードで仕事する気にはなれないレベルw
違和感なく慣れられるレイアウト
通常のフルサイズキーボードを圧縮したようなレイアウトなので、違和感なくすぐに慣れることができました。
Fn同時押しになったキーは、使用頻度が少ない物が多く(Ins ,PrtSc,ScrLk,Pause)個人的には煩わしさは感じませんでした。
さらに要望があるとすれば
X99は従来より仕様を絞っており、狙いがあっての方針だと思います。
強いて要望を言うとすればブラックカラー・バックライト有りがあれば嬉しいなと思いました。
まとめ
- 幅が小さいのにフルサイズキーボード同等の操作感
- ピンク・エメラルドグリーンの差し色のキュートなキートップ
テンキーが欲しいけど幅は小さいキーボードが欲しい人、カワイイ見た目の静電容量無接点方式キーボードが欲しい人には刺さりまくる製品だと感じました。
私は特にキーのレイアウトが気に入りました。テンキーって作業効率上がりますね。
- 静電容量無接点方式の極上の打鍵感
- 押下圧35gで軽く疲れにくい
- 有線モデル・無線モデルのラインナップ
- フルプログラマブルキー
- APC機能(オン位置設定)
- 日本製品に比べて安価
今までのNIZキーボードから引き継がれている魅力も相変わらず素晴らしいです。
NIZの新モデルの『X99』のレビューでした。