ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンおすすめ 8選

8 min
Sennhaiser MOMENTUM True Wireless 3
ヒゲマメ

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楽器メーカー会社員で、DTM10年・楽曲制作・DJ活動をやっているヒゲマメです。当サイトは電子楽器・音楽制作情報を主軸に+αでガジェットを紹介しています。

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Amazon Music Unlimited , Apple Musicでハイレゾ音源の配信が開始され、手軽にハイレゾ音源を楽しめるようになりました。

ハイレゾ音源の解像度はCDの約6.5倍あり、繊細で空気感が断然に違います。

Bluetooth通信の技術も向上し、ハイレゾ対応のワイヤレスイヤホンも多数登場しています。

この記事では、ハイレゾ視聴できる完全ワイヤレスイヤホンを9つご紹介致します。

選んだイヤホンの特徴
製品特徴対応ハイレゾコーデックノイズキャンセリング単体駆動時間ケース込み駆動時間価格
(2024/6/10時点)
販売サイト
Momentum_true_wireless
Momentum
True Wireless 4
低域強め
解像度高
aptX adaptive
LC3
7.5時間30時間¥49,940詳細を見る

ZE3000
コスパ最強aptX adaptive7時間35時間¥15,800詳細を見る

WF-1000XM4
Sonyフラグシップ
ノイキャン強
LDAC8時間(NCオン) 12時間(NCオフ)24時間(NCオン) 36時間(NCオフ)¥24,700詳細を見る

LinkBuds
世界最小・最軽量
フィット感良
LDAC6時間(NCオン)
9時間(NCオフ)
20時間(NCオン) /30時間(NCオフ)¥20,990詳細を見る

ATH-CKS50TW
重低音
バッテリー長持ち
aptX adaptive20時間50時間¥16,800詳細を見る

ATH-TWX9
分離・解像度高
UV殺菌機能
フィット感良
aptX adaptive6時間(NCオン)18.5時間(NCオン)¥30,000詳細を見る

Beoplay EX
クリアな音質
フィット感良
aptX adaptive6時間(NCオン)
8時間(NCオフ)
20時間(NCオン) ¥36,273詳細を見る

FREE BYRD
クリアな音質
低域強め
aptX adaptive11時間30時間¥35,800詳細を見る

どの製品も一定レベルは満足していると感じて大外れはありませんが、音の好みや自分の用途を考えてみて選ぶことをオススメします。

各製品を吟味した結果、私はSennhaiser,MOMENTUM True Wireless 4を購入しました。

迫力のある低音と空気感を伝える繊細さが一番好みでした。

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ハイレゾ音源とは?

ハイレゾ音源とは、CD音質(16bit , 44.1kHz)以上のデジタル音源のことを指します。
演奏・歌っている情景が浮かぶような、繊細で解像度の高い音を楽しむことができます。

ハイレゾリューション(High Resolution)は直訳すると「高解像度」という意味です。

音声データの解像度は「量子化ビット数」と「サンプリング周波数」で表します。

「量子化ビット数」
~bitで表し、数字が大きいほど繊細な音量表現が可能です。
「サンプリング周波数」
~kHzで表し、数字が大きいほど高い音を表現可能です。

ハイレゾ音源は「24bit / 96kHz」や「24bit / 192kHz」が主流です。

「24bit / 192kHz」のデータ容量は、CD音源の6.5倍程度あり圧倒的に情報量が違います。

5分の曲で200MB程度あるので、スマホ等で再生する場合は事前にWi-Fi環境でダウンロードして通信料が増えすぎないように注意が必要ですね。

ハイレゾ対応のBluetoothコーデックとは?

Bluetooth接続するための圧縮方式を「コーデック」と呼びます。

ワイヤレスイヤホンはBluetoothという通信規格で音声データを転送します。

音源そのままのデータ形式では容量が大きすぎるため圧縮変換が必要であり、その圧縮方式をコーデックと呼びます。

iPhoneなど一般的なBluetooth接続で使われているコーデックであるAAC,SBCはハイレゾ非対応です。(~16bit/48kHzまで)

ハイレゾ対応コーデックは下記3つが主流です。

  • 「aptX HD」~24bit/48kHz・・・クアルコムが開発
  • 「aptX Adaptice」~24bit/96kHz・・・クアルコムが開発
  • 「LDAC」~24bit/96kHz・・・ソニーが開発

その他にもサムスン,ファーウェイ,Hiby Musicが開発したコーデックがありますが、対応製品は多くありません。

再生端末(スマホ、PC、オーディオプレイヤー)とイヤホンどちらもハイレゾコーデックに対応している必要があります。

ハイレゾイヤホンの選び方

スマホのBluetoothコーデックから選ぶ

iPhone⇒現状の最新モデル(iPhone 16)でもハイレゾコーデック非対応
別途トランスミッターが必要になります。コチラの見出しをご覧下さい。
Android⇒機種によりハイレゾコーデック対応
Androidは端末によりaptx HD,aptx adaptive,LDAC等へ対応しています。
お手持ちのAndroidのBluetoothコーデックを確認しましょう。
ハイレゾコーデックへ対応していない場合は、iPhoneと同様にトランスミッターが必要になります。

音のキャラクターで選ぶ

各メーカー・機種によって音のキャラクターに差があります。

好みの音楽にマッチしたイヤホンを選ぶと良いでしょう。

ネットのレビューのみを参考に買う作戦もありですが、音の聞こえ方の表現は人それぞれで(クールな音、眠たい音等 どんな音…?)おおまかなキャラクターしか判断できないのが正直なところ。

ヒゲマメ

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店舗に足を運んで視聴するのが良いよ。

秋葉原のeイヤホンは、視聴できる機種や品数も超多くてオススメ。

耳へのフィット感で選ぶ

運動中等の動きがある状況での使用を考えている方は耳へのフィット感を確認しましょう。

完全ワイヤレスイヤホンの形状は大きく分けて2タイプあります。

通常タイプ
うどんタイプ

AirPodsが代表的な本体部から下に伸びた形状の「うどんタイプ」の方がフィット感が良好です。

形状のタイプに加えて、サイズや重量も大きく影響するので確認して選びましょう。

ノイズキャンセリングの有無で選ぶ

昨今のワイヤレスイヤホンは、NC(ノイズキャンセリング)搭載モデルが多いですね。

NCオン・オフができるモデルが一般的で、オン状態のNC強度は3パターンあります。

  • 調整不可
  • アダプティブ(騒音に合わせて自動で可変)
  • 手動調整

NCは耳に若干圧迫感を感じるので聞き疲れが気になる方は、アダプティブタイプや手動調整できるタイプがオススメです。

ノイズキャンセリング機能は、騒音下でも音量を必要以上に上げることが減るので、難聴の予防効果があります。

地下鉄に乗る時、集中したい時にノイズキャンセリング機能はとても役立ちます。

使用環境に応じてノイズキャンセリング搭載の有無を検討しましょう。

もしくは密閉性の高いイヤホンでも同等の効果が得られるでしょう。

Sennheiser , MOMENTUM True Wireless 4

Sennhaiser公式サイト“から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX・aptX adaptiveLC3
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電〇(Qi充電)
駆動時間イヤホン単体 7.5時間
充電ケース仕様時 30時間
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)

迫力のある低音と細やかな空気感を伝える繊細さを併せ持っています。

私はMOMENTUM True Wireless 4が一番好みだったので購入しました。

ノイズキャンセリングは周囲のノイズに合わせて強度が可変するアダプティブタイプ。
BOSE,SONYに比べると弱いですが、鼓膜に圧迫感を感じないので丁度良い効き具合です。

値段以上の価値がある音質で音楽を楽しむことができると感じました。

不満を一つあげるとすれば、私の場合は耳へのフィット感が悪く落ちてしまいそうに感じる瞬間がありました。

個人差があると思うので運動中の使用を考えている人は装着感を試してみるのが良いです。

Final , ZE3000

Final公式サイト“から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX・aptX adaptive
ノイズキャンセリング×
ワイヤレス充電×
駆動時間イヤホン単体 7時間
充電ケース仕様時 35時間
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)
その他機能片耳モード

予算1.5万円以下で探すならZE3000が一押しです。

3万円台クラスの製品と遜色無い音質で圧倒的にコスパが良いです。

ノイズキャンセリング機能はありませんが、遮音性が高いので多少の騒音はシャットアウトできそうです。

紛失の懸念がある完全ワイヤレスイヤホンですが、Finalは片耳販売されているので万が一失くした際も出費が少なくありがたいですね。

川崎市へのふるさと納税返礼品にもなっているので、ふるさと納税を考えている人は一考の余地ありです。

SONY , WF-1000XM4

SONY公式サイト”から引用
対応コーデックSBC・AAC・LDAC
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電〇(Qi充電)
イヤホン単体駆動時間8時間(NCオン) / 12時間(NCオフ)
ケース使用時駆動時間24時間(NCオン) / 36時間(NCオフ)
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)
その他機能Xperiaお裾分け充電機能

強力なノイズキャンセリングとSONY独自のLDACコーデックが売りの製品です。

個人的にはMOMENTUM True Wireless 4に比べると繊細さ・空気感の表現が劣るように感じましたが、LDAC視聴ではなかったので本領を発揮できていなかった可能性は否めません。

XperiaやGalaxyを利用している方は、トランスミッターを使用せずにLDACでの通信が可能なのでこちらがオススメ。

SONY, LinkBuds S

SONY公式サイト”から引用
対応コーデックSBC・AAC・LDAC
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電×
イヤホン単体駆動時間6時間(NCオン) / 9時間(NCオフ)
ケース使用時駆動時間20時間(NCオン) / 30時間(NCオフ)
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)
その他機能片耳での使用・操作

ノイズキャンセリング・ハイレゾ対応イヤホンにおいて世界最小・最軽量です。

WF-1000XM4に対して40%小型化しています。

軽いので装着している感覚が少なく、耳から落ちる心配が少ないですね。

運動中の使用を考えている人・女性や耳の小さい方・Xperiaを使用している人にはオススメです。

Audio-Technica , ATH-CKS50TW

Audio-Technica公式サイト”から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX・aptX adaptive
ノイズキャンセリング×
ワイヤレス充電×
イヤホン単体駆動時間20時間
ケース使用時駆動時間50時間
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)
その他機能片耳での使用・操作

Audio-Technica製品の中で重低音を重視した「SOLID BASS」シリーズのワイヤレスイヤホンです。

業界最高クラスのバッテリ容量を誇り、イヤホン単体で20時間の再生が可能です。

ダンスミュージックやヒップホップなどのジャンルが好きな方や、長時間連続使用する方へオススメです。

Audio-Technica ,ATH-TWX9

Audio-Technica公式サイト”から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX・aptX adaptive
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電
イヤホン単体駆動時間6時間(NCオン)
ケース使用時駆動時間18.5時間(NCオン)
防水性能IPX4相当(雨や汗で問題無し)
その他機能ビームフォーミングマイク
紫外線殺菌

ATH-TWX9は、Audio-Technicaの完全ワイヤレスイヤホンの中では一番高価なモデルで、本体からケースまで高級感があります。

音質は低域から広域までバランスよく綺麗に鳴らしてくれて、分離感・解像度に長けたモデルです。

スリムな形状でフィット感が良く、さらにイヤーチップが12種類も付属しているので誰の耳でも最適な物が見つかるでしょう。

ケース収納時に紫外線殺菌できる機能がついています。

しかし、接続性が悪いとの噂も某イヤホンショップの店員さんからは伺いました。

電車等の電波が複雑に飛び交っている環境下での使用がメインの方はオススメできません。

Bang & Olufsen , Beoplay EX

BangOlufsen_Beoplay_ex
Bang&Olufsen公式サイト“から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX adaptive
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電
イヤホン単体駆動時間6時間(NCオン)
8時間(NCオフ)
ケース使用時駆動時間20時間(NCオン)
防水性能IP57認定(水深1mで30分間耐えられる)
その他機能ビームフォーミングマイク

抜けが良く、透き通るようなクリアな音質が特徴です。音域のバランスも良く低域も太く鳴らしてくれます。

ノイズキャンセリング機能は環境に合わせて可変するアダプティブタイプ。

フィット感の良い形状に加えて、IP57認定と防水性能も随一なので運動をする方へも最適です。

レビューではデザイン性が気に入って購入している方も多い印象です。

beyerdynamic , FREE BYRD

beyerdynamic公式サイト“から引用
対応コーデックSBC・AAC・aptX adaptive
ノイズキャンセリング
ワイヤレス充電×
イヤホン単体駆動時間11時間
ケース使用時駆動時間30時間
防水性能IPX4認証(雨や汗で問題無し)
その他機能Google Fast Pair(高速接続機能)
Alexa,Siri対応
低遅延モード

プロ向けのモニターヘッドホンで定評のあるbeyerdynamicから2022年9月に発売された初の完全ワイヤレスイヤホン

海外レビューでの評価はまずまずですが、日本人は絶賛するレビューも見受けられました。

クリアで開放感があり低域が強い音質が日本人の好みにはマッチしているようです。

なぜか日本での販売はサウンドハウスのみとなっています。

beyerdynamic , FREE BYRD

iPhoneでハイレゾワイヤレス接続する方法

iPhone 15以降はUSB-Cを搭載しているため、CREATIVEのBT-W4を使用することでaptX adaptiveでの通信が可能です。

特に設定は必要なく差し込むだけで通信が可能でした。

LDACの小型トランスミッターは現状なさそうです…

PCでハイレゾワイヤレス接続する方法

PCからハイレゾでワイヤレス接続する場合は、使用したいコーデックによってトランスミッターを選ぶ必要があります。

aptX adaptiveコーデック⇒CREATIVE , BT-W4

小型aptX adaptive対応トランスミッター

Phoneやアンドロイドでも使用可能です。

LDACコーデック⇒FiiO , BTA30 Pro

LDACのトランスミッターは据え置きタイプしかありません。

LDACでの送受信が行える高機能なモデルになります。

まとめ

より繊細な表現で音楽をもっと楽しみたい方にはハイレゾ音源はとてもオススメです。

ハイレゾ音源対応の完全ワイヤレスイヤホンを9つご紹介しました。

一番のオススメは私も購入したSennhaiserのMomentum True Wiress 4です。

製品特徴対応ハイレゾコーデックノイズキャンセリング単体駆動時間ケース込み駆動時間価格
(2024/6/10時点)
販売サイト
Momentum_true_wireless
Momentum
True Wireless 4
低域強め
解像度高
aptX adaptive
LC3
7.5時間30時間¥49,940詳細を見る

ZE3000
コスパ最強aptX adaptive7時間35時間¥15,800詳細を見る

WF-1000XM4
Sonyフラグシップ
ノイキャン強
LDAC8時間(NCオン) 12時間(NCオフ)24時間(NCオン) 36時間(NCオフ)¥24,700詳細を見る

LinkBuds
世界最小・最軽量
フィット感良
LDAC6時間(NCオン)
9時間(NCオフ)
20時間(NCオン) /30時間(NCオフ)¥20,990詳細を見る

ATH-CKS50TW
重低音
バッテリー長持ち
aptX adaptive20時間50時間¥16,800詳細を見る

ATH-TWX9
分離・解像度高
UV殺菌機能
フィット感良
aptX adaptive6時間(NCオン)18.5時間(NCオン)¥30,000詳細を見る

Beoplay EX
クリアな音質
フィット感良
aptX adaptive6時間(NCオン)
8時間(NCオフ)
20時間(NCオン) ¥36,273詳細を見る

FREE BYRD
クリアな音質
低域強め
aptX adaptive11時間30時間¥35,800詳細を見る

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