TR-808のハードウェアクローンまとめ

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ヒゲマメ

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楽器メーカー会社員で、DTM10年・楽曲制作・DJ活動をやっているヒゲマメです。当サイトは電子楽器・音楽制作情報を主軸に+αでガジェットを紹介しています。

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ダンスミュージック好きなら知らない人はいないRolandの「TR-808」

音楽好きなら一度は欲しいと思う楽器ですが実機はプレミアで約50万円

40年以上前に発売されたアナログ機材なので、故障も避けては通れないでしょう、、、

しかし、各メーカーからクローン機が発売されており、最近は安価なモデルもあります。

「TR-808」のハードウェアクローンについてまとめました。

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TR-808とは?

Roland公式サイト“から引用

「TR-808 Rhythm Composer」は日本の楽器メーカーRolandから1980年に発表されたリズムマシンです。

2019年には国立博物館により「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されています。

各音色がサンプル再生ではなくアナログ合成であるため独特の音色であり、アコースティック楽器の代替用途としては適さず発売当初はあまり売れない商品でした。

しかし、その独特で唯一無二の音色は後に様々なジャンルの音楽で注目されることとなります。

今ではTR-808の名前は知らずともその音色は実は誰しも聞いたことがあるでしょう。(例えばピコ太郎のPPAPはTR-808のカウベルの音など)

特にテクノやヒップホップ等のダンスミュージックには無くてはならない楽器の1つと言えるでしょう。

Roland , Boutiqueシリーズ TR-08

本家のRolandからBoutiqueシリーズとして販売されている「TR-08」

実機デザインを再現度高くかつコンパクトな筐体に収めた外見はとても魅力的。

Roland独自のACBテクノロジーでアナログ回路を部品レベルでシュミレートすることでオリジナルを再現しています。

電池駆動で動くのでライブやDJでも手軽に利用できるのが良いですね。

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Roland , AIRAシリーズ TR-8S

「TR-8S」はRolandからAIRAシリーズとして発売されています。

808専用機ではなく909,606,707,727のサウンドも搭載、Boutiqueの「TR-08」と同じくACBテクノロジーで再現されています。

加えてFMサウンド等の豊富なキット、SDカードからサンプルのインポートもできかなり重宝しそうです。

フィルイン機能やエフェクトも豊富でライブパフォーマンスにも使えそうですね。

音色&機能特盛のドラムマシンとなっています。

Behringer , RD-8

Behringerは各メーカー名機の格安クローンを大量に発表しているメーカー

容赦ないパクリっぷりに賛否両論ありますが・・・低価格で良い品質の物を届けようというのはユーザーにとってはありがたいですね。

基本的な機能に加えて特筆すべきはアナログフィルター(HPF・LPF)とアタックやサステインに変化を与えるウェーブデザイナー機能が搭載されています。

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acidlab , Miami

ドイツのAcidlabから販売されている「Miami」はアナログドラムマシン。

飛び道具的な機能はありませんが、そんな物は要らん!という心意気が伝わってくるシンプルにまとまったインターフェースでカッコいいですよね。

キックのディケイがオリジナルに比べて三倍の長さまで伸ばせるので、ヒップホップやドラムンベースで使われるようなベースのようなキックを再現できるようになっています。

まとめ

今回はダンスミュージックを語る上では欠かせない名機「TR-808」のハードウェアクローンについてまとめました。

参考になれば幸いです。

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