ダンスミュージック制作にオススメのDAW 2選

楽器メーカー勤務でテクノの楽曲制作やDJをしているヒゲマメです。

この記事ではダンスミュージック全般（テクノ・ハウス・EDM・HIP HOP等)の制作に適しているDAWを紹介します。

ヒゲマメ

ダンスミュージックは同じフレーズのループを軸に制作するので「ループ再生」が得意なDAWがおすすめです。

ダンスミュージックは反復されるフレーズが多く使用されるので、ループでの制作を得意としたDAWが適しています。

具体的には Ableton Live と FL Studio がオススメです。

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Ableton , Live

ドイツのAbleton社によるDAW。ファーストリリースは2001年で現在はVer.11

タイムライン上で制作する「アレンジメントビュー」に加えて、セッションを行うように制作ができるマトリクス上の「セッションビュー」が特徴的。

セッションビューでは各セルのクリップを演奏を止めることなく再生・停止することができ、セッションを行うように様々な組み合わせを簡単に試すことができます。

「Live」の名前の通りリアルタイム性に優れたDAWなので、ライブ演奏で使用するアーティストも多いです。

制作に加えてライブ演奏の興味がある方へもとてもオススメです。

ヒゲマメ

セッションビュー機能がループの抜き差しが多く使われるダンスミュージックには非常に適しています。

僕はAbleton Liveを10年程利用しています。

Ableton Live11 Standard 通常版

Ableton

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エントリー向け・・・Ableton Live11 , intro
通常版・・・Ableton Live11 , Standard
フラグシップ・・・Ableton Live11 , Suite
アカデミック通常版・・・Ableton Live11 , Standard アカデミック版

まずはエントリー向けの「Ableton Live Lite」がバンドルされているMIDIコントローラーを買うのがオススメです。（お得にアップグレードできます。）

オススメのMIDIキーボードはコチラの記事にまとめているので興味があればご覧ください。

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中でもNovation,Launchkey Mini MK3はAbleton Liveとの親和性がとても高く、価格も安価なので一押しです。

ヒゲマメ

多機能で大きすぎるPush 2より、他機材も並べてある私のデスクにはLaunchkey Mini MK3がぴったりでした。

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Image-Line , FL Studio

ベルギーのImage-Line社によるDAW。

ステップシーケンサーのような入力方式の「Channel Rack」が特徴的で簡単にパターン入力して制作を進めることができます。

クリップを複製してタイムライン上のプレイリストに並べていく制作スタイルで、FL Studioもループベースの制作を行うダンスミュージックには適しているでしょう。

上級モデルでも２万円台と安価な上、永年アップデート・付属プラグインが豊富でコスパの良いDAWです。

エントリー向け・・・FL Studio Fruity
通常版・・・FL Studio Producer
フラグシップ・・・FL Studio Signature (Producer+プラグイン7種)

※元から安価なこともありアカデミック版は存在しません。

まとめ

ダンスミュージック制作にはループベースでの制作を得意としたDAWがオススメです。

ダンスミュージックは生楽器や音声の録音をせずとも制作ができるのでPCとDAWさえあれば始めることができます。

ヘッドホン・オーディオインターフェース・モニタースピーカー・MIDIコントローラーもあった方が便利ですが、僕はマウスとPCのキーボードのみで始めました。

ヒゲマメ

興味を持ったら手軽に始められるのでトライしてみませんか？

皆様が音楽を楽しむ手助けになれば幸いです。