スマートフォンで音楽を楽しむ際でも、できるだけ高音質で聴きたいですよね!
しかし、iPhoneをはじめとする多くのスマートフォンは、LDACやaptX Adaptiveなどの高音質Bluetoothコーデック非対応です。
そんな時に活躍するのが「Bluetoothトランスミッター」です。これを使用することで、非対応のスマートフォンでも高音質な音楽再生が可能になります。

ヒゲマメ
ハイレゾ音質で心に響く音楽を、ぜひお楽しみください!
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なぜBluetoothトランスミッターが必要なのか?
Apple MusicやAmazon Music Unlimitedなどの音楽サブスクで、ハイレゾ音源の配信が開始されました。対応するイヤホンやヘッドホンも増加し、手軽に高音質を楽しめる環境が整っています。
しかし、iPhoneをはじめとした多くのスマートフォンは、Bluetoothでハイレゾ音質を伝送するコーデック(LDACやaptX adaptiveなど)に対応していません。
標準のBluetoothコーデック(SBCやAAC)で転送する場合、スマホからイヤホンに送信する際に音質が劣化してしまいます。(16bit , 44.1kHzが最大転送サイズ)
LDACとは
LDAC(エルダック)とは、ソニーが開発した高音質なBluetoothオーディオコーデックです。
ハイレゾ音源の定義でもある96kHz/24bitのデータ伝送に対応しており、ワイヤレスで音楽を聴く際に、音質をなるべく損なわずに伝送できるように設計されています。
SONY製品はもちろんのこと、他メーカーのスマホ・イヤホンも対応しています。
FIIO , BT-11

ポーダブルオーディオ機器メーカーFIIOから発売されているBT-11です。
高品質なDAC・オーディオプレイヤー等は、オーディオマニアからも定評があり音楽好きとしては安心感があります。
コーデック(LED色) | SBC:青 aptX / aptX LL:紫 aptX HD:黄 LDAC:白 aptX Adaptive / aptX Lossless:緑 |
eppfun , AK3040 PRO Ultra

Bluetooth接続関連の製品を開発しているeppfunのUSB-C トランスミッター(AK3040 PRO Ultra)
スタートアップ企業らしくHPの作りが雑だったり若干怪しさは残ります。笑
コーデック(LED色) | SBC:青 LDAC:紫 aptX Adaptive:赤 |
Questyle , QCC Dongle Pro

Questyleから2025年5月30日に発売されたQCC Dongle Pro
AppleのMFi認証(Made for iPhone/iPad)を取得しておりiPhoneでの動作は安心です。
コーデック(LED色) | SBC:青 aptX Adaptive / aptx Lossless / LDAC:赤 |
まとめ
製品名 | 対応コーデック | 特徴 |
---|---|---|
BT-11 | SBC, aptX, aptX LL, aptX HD, aptX Adaptive, aptX Lossless, LDAC | 定評のあるオーディオメーカー製 |
AK3040 PRO Ultra | SBC, aptX Adaptive, LDAC | コストパフォーマンス重視 |
QCC Dongle Pro | SBC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX Lossless, LDAC | コンパクト設計 |
僅かに値段は高いですが、個人的にはオーディオ製品として定評のあるFIIOのBT-11がオススメです。
iPhoneユーザーとサイズの小ささを求めるならQCC Dongle Proですね。

ヒゲマメ
USBトランスミッターを使って、スマホでもハイレゾ音楽をぜひお楽しみください!
ハイレゾ音楽をサブスクで楽しむならAmazon Unlimited Musicが楽曲数1億曲・ハイレゾ楽曲数700万曲と最多なので一押しです。
こちらの記事でハイレゾ対応のサブスク音楽サービスを比較しています。